[학술논문] 北東アジアにおける経済協力の進路 -日韓-中韓-南北FTAの停滞要因と推進戦略-
...済共同体の基盤造成の必要性が強調されているという点で、南北FTA或いはFTAに代わる自由貿易協力体、すなわち経済協力強化約定(CEPA)締結に関する論議が重要であると言える。結論として、南北経済共同体の構築方案を含んだ北東アジア経済共同体の推進戦略も提示している。韓日·中韓·南北のFTA締結の当為性は韓国経済の高い貿易依存度、グローバリゼーションなどにあり、予想される国内競争力の脆弱部門もある程度は克服が可能であると判断される。ひいては日韓中の間でFTA締結後、関税同盟へ発展させ、最終的には北東アジアの統合市場を追求していく必要があろう。北東アジア経済協力体は市場拡大による経済的利益だけでなく、域内の政治安保的に緊張関係を解消するという次元でも必要である。世界最強の経済大国であるアメリカ及びEUとのFTAが締結された現在、周辺国との協力関係が伴えば、FTAの経済的実益の極大化が可能であると期待される。
[학술논문] 安倍政権下の日韓(朝)関係と在日コリアン問題
...策にどのように現れるのかを論じた。そのうえで、永住外国人の外国人参政権問題に関しては、日本政治の中でそれを認める勢力が多数派を形成するほどではなかったことの他に、領土問題をめぐる日中、日韓間の緊張が激化したこと、さらに、拉致問題や核・ミサイル問題をめぐる日朝間の緊張が激化したことが、否定的に作用したことを解明した。高校無償化対象に朝鮮学校を含めることに関しても、本来であれば、国内の民族的マイノリティ集団に関する教育の問題であるにもかかわらず、それが対北韓関係とのコンテクストに置き換えられることによって、否定的な影響を受けたことを説明した。最後に、こうした日本社会におけるある種の非寛容さの増大を安倍政権の登場と直結させて考えるのは危険であることを指摘したうえで、にも関わらず、パワーシフトが進行する東アジアの中、グローバル化に対する不安に基づく不寛容な同化主義的対応を共有する点を明らかにした。