プロレタリア国際主義は、各国の左派政党が‘政党関係’を規定する際に伴う政治的規範である。これは日朝関係の形成に影響を及ぼし、北朝鮮は政党関係として日本左派政党(日本共産党、日本社会党)を包む‘兄弟党関係’を通じて日韓関係を警戒しようとした。 同時に、社会党との友好政党関係を形成することで対日外交のバランスを維持しようとした。 したがって、本研究では国際主義外交関係を維持する政党関係という政治的規範の視野で、北朝鮮と(朝鮮労働党)、日本革新政党(日本共産党·日本社会党)の相互関係の変化過程を成立期、模索期、変化期などに細分化して検討する。そして、その中に現れた‘内在された不安定性’が両党間の関係変化にどのような影響を及ぼしたかについて議論を提起する。 まず、朝鮮労働党と日本革新政党の両政党が兄弟党を結んで結束したが、金日成偶像化批判により両党の関係は断絶し、代わり、社会党が北朝鮮の対日政策の窓口として選ばれるに至る。 一方、朝鮮労働党の外交政策転換により、社会党も補完外交の形で北朝鮮に対するアプローチを積極的に支持し、訪朝団を派遣するに至る。その結果、両政党は「共同コミュニケイション」などを発表し、相互関係は前向きな流れになり、社会党は兄弟党の位置に上ることになる。
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